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春と秋の2回の旬があるキャベツ。春キャベツは葉がやわらかく瑞々しい。歯ごたえもよく色も香りも良いです。苗床へ種をまき、十分に根が張ったら「根切り」をしてから畑へ植え替えます(定植)。田倉農園は広大な小金井公園に隣接する緑豊かな立地です。野鳥がおいしいキャベツの葉を食べにくるのでネットをかぶせて保護します。キャベツは乾燥に強いですが、株元に土寄せして水はけを良くすると病気の発生を抑えられ農薬を減らすことができます。
春キャベツの種播きは11月。特注品のシーダーテープを使い、ギターの弦のように敷いて発芽を揃え品質を一定に保ちます。真冬の寒さから守るためにネットとビニールトンネルで2重に保護。苗床から畑へ植え替え土寄せして生産します。
土壌に分解される特殊な紐にキャベツの種が等間隔に配置されています。発芽が均等に揃い、品質を高く保てるのです。種苗店に特注した田倉農園の秘密兵器です。
春キャベツは厳しい寒さを乗り切るために、ネットとビニールで2重に保護して真冬を乗り越えます。寒さで発芽できなくなると品質にばらつきが生じてしまいます。2月から3月にかけて、発芽した苗を畑に植え替えます。
冬の厳しい寒さの中育った野菜は、害虫が付きづらく農薬も減らせます。手間をかけて土寄せすると水捌けが良くなり、長雨にも簡単には負けなくなります。根腐れを起こしづらくなり、病気が少なくなるので結果として減農薬につながります。
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